韓日館の韓国料理

韓日館の韓国料理

韓国料理と聞くと赤く辛い刺激的な料理を想像されるのではないでしょうか。韓国料理はそれだけではありません。あまり韓国国外では知られていない素材の味を味わう素朴なおいしさの料理もたくさんあります。
韓国料理にとって重要な概念に「쌈(サム)」があります。皆さんも焼き肉やサムギョプサルを食べるときにサンチュとエゴマの葉でお肉を包んで食べたことがあるかもしれません。サムというのは包むと言う意味で韓国では色々なものをサムして食べます。ポッサムという料理は柔らかく蒸した豚バラを薬味と一緒に白菜の白キムチでサムして食べる料理です。豚バラの油の甘み、白菜の白キムチの爽やかな酸味、網の塩辛の優しい味付けで頂く”赤くない韓国料理”です。
素朴さを味わうことのできる韓国料理をご紹介します。宮廷料理のクジョルパンはきれいな色の薄い皮にお野菜のナムルやお肉、鮑などを巻いて柑橘系の酸味とからしのソースで頂く料理です。きれいな色はニラやビーツなどの野菜を使い自然の持つ色を活かしています。
他にもじゃがいもをすったものをお好み焼きのように焼いたじゃがいもチヂミ(カムジャジョン)はじゃがいものもつおいしさともちもちの食感がたまりません。キムチなのに唐辛子が入っておらず、具ではなく澄んだ汁が主役のキムチ・トンチミは発酵した酸味とほのかな甘味ですっきりとした味わいです。このように素材の味そのものを味わうことのできる料理はたくさんあります。

「辛いものが苦手なので韓国料理は食べられない」と思っている人もおいしく食べることができるので、ぜひ韓日館で”辛くない韓国料理”を召し上がってみて下さい。

その他にも韓国現地しか食べられないようなメニューも韓日館は現地の味そのままでご用意しています。エゴマの香ばしい味のスープを堪能できるカムジャタン、アンコウの淡泊な身をおいしくいただくことのできるアグチム、ソルロンタンは牛の肉と骨をスープが白濁するほど長時間煮込んだ旨味たっぷりのスープ、韓国ではこれがないと食事が始まらない、小さなお皿に載ったたくさんのおかず(パンチャン)たちはどれも韓国伝統の味付けで、韓国人旅行者から韓国で食べているようと絶賛頂いたお味です。
大阪は多くの在日韓国人の方がおられ、昔から韓国料理に親しむことのできる街でした。キムチ、韓国焼き肉、冷麺、チジミなど日本の方が韓国料理は?といわれて、想像されるお料理以外にもたくさんのおいしい韓国料理があります。韓日館では現地の味をご用意しています。おいしく、気軽な韓国旅行として韓日館にどうぞお越しください。